三階リビングって実際どうなの?【2年住んでみた感想】

こんにちは、三階にリビングがある家に住んでいる091です。
建売を購入したら、まさかの三階リビングでした。

一階リビングと二階リビングで迷う方はいるかもしれませんが、三階はなかなか選ばないと思います。
一階・二階で迷っている方の参考にもなればと思い、現在の感想を書いてみたいと思います。

091
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三階リビングの家を探したわけではありません。

この記事はこんな方におすすめです▼

  • 三階リビングが気になる方
  • 一階、二階どちらをリビングにしようか迷っている方
  • 三階リビングを実際使っている人の感想を知りたい方
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三階リビング|気になっていたこと

まずは、住む前に気になっていたことについて。
実際住んでみてどう思ったのか書いてみます。

Q:スーパーや宅配の荷物、大変じゃない?

A:大変です。頑張って運んでいます。

まず心配だったのは、日々の外から入ってくる荷物です。
水や食品、たまにお米など、日々上下していますが、やっぱり重いです。
ネットスーパーで頼んでも玄関までしか運んでくれないので、あとは自力です。

また、荷物が届くと三階から一階まで降りるので、待たせてしまうのを申し訳なく思っています。
最近ではアマゾンはほぼ100%置き配、ヤマトや佐川もインターフォンで呼ばれた時に非対面での受け取りを希望すると、置いていってくれるので活用しています。
ただし、届いた荷物もいつかは取りに行かないといけないので、面倒ではあります。

スーパーで大量買いしたときや重い荷物は気合を入れてどうにか運び、小分けに運べるものは階段に置いておいて、外出ついでや荷物が無い時に運んだりしています。

Q:夏、暑くない?

エアコンの写真

A:暑いです!諦めてエアコン生活です。

温まった空気は上に上るので、夏は暑いです。
冬は家の中では比較的暖かいものの、エアコンなしでは厳しいです。

中間期以外はエアコンはフル稼働しているので、マンション時代より電気代は上がりました。
少し古い記録ですが、在宅が増える前で計算すると年18,000円、月平均1,500円ほどの増額でした。

Q:なぜ三階リビングにしたの?

A:建売なのでわかりません!!推測した理由は以下の通り。

なぜ三階リビングにしたのかは、建売を設計した方に聞かないとわからないですが、想像すると以下の理由かなと思っています▼

  • 構造的な問題
    :三階に壁を作りたくなかった?
  • 採光の問題
    :今でも二階より三階は断然明るい
  • 屋上との関係
    :庭がないので、屋上とリビングを近づけたかった?
  • 水回りとの関係
    :洗濯機置き場(三階)と物干し場(屋上)を近づけたかった?
     1個しかないトイレを二階にしたかった?

苦肉の策だったのか最初から三階にしたかったのか不明なものの、この家の敷地条件や間取りの作り方を考えると三階リビングは正解だったのかも、と思っています。

三階リビング|実際どうなの?

続いて、三階リビングの実際を書いてみます。
総括すると、「住みにくいけど住めないわけではない」という身も蓋もない感想です。
住宅が密集しているので眺望も望めない、そんな三階リビングです。

採光が最高!でも夏は暑い。

日当たりは最高です。
南北二面に大きめの窓があるので、晴れている時に窓際に行くと眩しいくらいです。
お陰で観葉植物はすくすく育つし、自然光で写真も取れるので(←)気に入っています。

難点は、やっぱり温熱環境。
冬は一・二階より暖かいとはいえ、エアコンなしで過ごすのは過酷です。
夏も冬も起きる前からタイマーを入れて部屋を空調しています。
特に屋上に洗濯物を干しに行くと、冬は暖房なしでポカポカで気持ち良いものの、夏は倒れそうなくらい暑いです。

音の問題は要注意

住む前は見落としていた音問題。
上からの音は意外と響くので、子どもが騒いだり硬いものを落としたりすると結構うるさいそうです。
(二階で在宅中の夫より。)
大人の足音は気にならないものの、子どもの足音は結構響きます。

ただ、私と子どもが二階の寝室で寝ている時、三階で夫が何かしている音がうっすら聞こえる時はありますが、子どもが目を覚ましたりもせず、安眠妨害というほどでもないです。

でも音の感じ方は人それぞれ。
敏感な方は、慎重に検討が必要です。

健康なうちに経験すべし!

三階リビングで避けられないのは、階段の上下運動です。
若いうちは問題なく日常生活を送れますが、足腰が弱ってしまったら住むのは困難だと思います。
足を骨折でもしたら、誰かの手助けが必要になると思います。

我が家はライフスタイルに合わせて住み替えるつもりなので、なかなか経験できない三階リビング生活を楽しんでいます。

リビングの階数を検討している方へ

最後に、リビングの階数を検討している方に向けて、アドバイスを書いてみます。
三階リビングはよっぽど特殊な条件じゃないと選択しないと思いますが、二階や一階どちらにするかは悩みどころなのではないでしょうか。
「敷地条件」と「住む人の希望」が関係すると思うので、どんな場合にどんな階数が向いているか書いてみたいと思います。

一階リビングが向いている条件

【敷地条件】

  • 敷地が広い
  • 近隣の環境が良い

【住む人の希望】

  • 庭仕事がしたい
  • 家族の出入りを把握したい
  • 足腰が弱いから階段が嫌

一階リビングが向いている敷地条件は、やっぱり敷地が広いこと。
敷地が広ければ、外からの視線を遮る工夫もできるし、リビングと合わせて水回りを一階に集めることができるので、生活動線が良くなります。

また、庭とリビングが離れていると庭に出なくなるので、庭仕事がしたい方も一階リビングがおすすめです。
他には、リビングを通って二階に上がれるようにすると家族の出入りも把握できるし、足腰が弱くなっても一階だけで生活を完結することができます。

二階リビングが向いている条件

【敷地条件】

  • 眺めが良い
  • 敷地が狭い

【住む人の希望】

  • プライバシーを守りたい
  • 庭よりバルコニーで過ごしたい
  • 風通し・見晴らし・開放感・日当たりを優先させたい

二階リビングが向いている敷地条件は、敷地からの眺めが良い場合です。
海が見えたり森が見えたりする場合は、一階よりも二階をリビングにした方が眺望を楽しめる空間になります。
都会ではそんな条件はなかなかなく、むしろ敷地が狭い場合が多いです。
そんな時も二階をリビングにした方が、「風通し・見晴らし・開放感・日当たり」は一階よりも良くなります。

他には、外からの視線を遮りたい場合や、草取りや虫が苦手で庭よりバルコニーが良い方も、二階リビングがおすすめです。

階段の上り下りが多いなどのデメリットも、階段の上り口は玄関の近くに下り口はキッチンの近くにするなど、工夫次第で軽減することができます。

三階リビングが向いている条件

【敷地条件】

  • 高さ制限が緩い

【住む人の希望】

  • 風通し・見晴らし・開放感・日当たりを最優先にしたい

三階リビングが向いている敷地条件は、高さ制限が緩いこと。
狭小地だと三階の壁がナナメに切り取られたりして二階より狭くなることが多いため、もともと三階リビングに向いた敷地は少ないです。

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しかも上下運動が多くなるので、生活動線は悪いです。
三階リビングの家に住んでいるのに何ですが、「三階なら富士山が見える!」「防犯のため三階リビングがいい」などのよっぽどの希望がない限りは三階はあまりおすすめできません。

あとがき

以上、三階リビングのお話でした。
酷評多めの三階リビングでしたが、水回りの構成や屋上との関係、駐車場、二階の日当たりなど、総合的に考えると、我が家は三階リビングが正解なんだろうなーというのが最終的な感想です。

住んでいても思ったよりストレスはなく、満足しています。

「住んでみた感想」シリーズはこちらから▼

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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