無印良品で壁一面の本棚を実現。選び方と【我が家の実例】

こんにちは、いつの間にか本が増えてしまっている091です。
夫婦共に本好きで、1,000冊以上の紙の本を持っています。

大量の本を収納するために、壁一面の本棚を探している方も多いのではないでしょうか。
オーダーか、DIYか既製品か。
様々な選択肢の中で、我が家は無印良品のスタッキングシェルフを選びました。

本記事では数千冊の本に投資してきた筆者が、本棚の作り方と無印良品のスタッキングシェルフを選んだ理由をご紹介します。

本のある空間を楽しみたい方、必見です。

091
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本のあるカフェの常連になりたい!

この記事はこんな方におすすめです▼

  • 本棚の作り方を知りたい方
  • 無印良品のスタッキングシェルフを選んだ理由を知りたい方
  • 本棚の実例を見たい方
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壁一面の本棚|作る前に考えること

壁一面の本棚が欲しくて手持ちの本を全部収めたい場合、作る前に「必要な本棚の大きさ・形状」を考えておきます。

  • ステップ1|手持ちの本を把握する
  • ステップ2|設置場所を考える
  • ステップ3|本棚サイズを考える

せっかく作ったのに本棚が足りない、本が大きすぎてはみ出す、などを防ぐためです。

ステップ1|手持ちの本を把握する

まずは、手持ちの本の傾向を把握します。
「本の量」と「本の大きさ」を確認すると、どんな本棚が適しているのかがわかります。

①|本の量を把握する

まずは、手持ちの本の量を把握します。
「ファイルメーター」の考え方を応用し、本の冊数ではなく「背表紙の厚みを積み上げた長さ」を把握します。

ファイルメーター(fm)とは

ファイルメーター(fm)とは、オフィスの収納計画を考えるときに役立つ単位で、書類を単純に積み上げた時の高さをメートルで表記したものです。

例えば、内法1.1mの収納棚に3段分書類が置かれている場合は、3.3fmになります。
5.0fmの書類を持っている場合は、5.0m以上の書類棚が必要となります。

家にある本の背表紙の長さを測って、何メートル分あるか確認します。

②|本のサイズを把握する

続いてサイズ。
文庫本が多いのか、単行本が多いのか、雑誌が多いのかによって、最適な本棚は違います。

小さめの本のサイズのイラスト
大きめの本のサイズのイラスト
  • 文庫本や漫画が多い場合
     :奥行き150mmほどの薄めの本棚
  • 雑誌や大きめの本が多い場合
     :奥行き250mmほどの本棚
  • 雑誌と文庫本が半々くらいなら
     :雑誌に合わせて奥行きが深め
      または下側は奥行きがあって、上側は薄い本棚 など。

ステップ2|設置場所を考える

続いて、設置場所を考えます。
手にとってすぐ読みたいならリビングや個室、とりあえず置き場所を作りたいなら廊下や納戸。
家中の本を集めたいのか、適材適所で分散させたいのかによっても、設置場所は変わります。

位置が決まったら、壁の高さと幅を測ってメモしておきます。
エアコンが必要や窓がある場合は、避けて測ります。

ステップ3|本棚のサイズを考える

最後に、本棚のサイズを考えます。
設置場所の壁から幅と高さは決まるので、収納量は段数で調整します。

設置場所の壁面長さから何段必要考える

上記のファイルメーターで測った量が収納できるように、壁面の長さで割って何段必要か確認します。

本の大きさから本棚の奥行きを考える

手持ちの本の大きさから、使いやすい奥行きを考えます。

  • 基本は一列で収納する
  • 使い勝手より収納量を確保したいなら、前後二列も許容する
  • 収納量+使いやすさならスライド式の本棚も検討 など

以上のような情報から必要な本棚の大きさ・形状を考えたあと、デザイン面を考えていきます。

壁一面の本棚|作り方は大きくは3つ

壁一面の本棚を作る方法は、大きく3つあります。

  1. オーダーする
  2. DIYする
  3. 既製品を使う

それぞれ簡単にご紹介します。

①|オーダーする

本格的な壁一面の本棚が欲しい場合は、家具屋さんや工務店・大工さんにオーダーします。
その名の通り一点物なので、コストも工期もかかります。

  • 【メリット】
     :サイズも品質もデザインも好みに作れる
  • 【デメリット】
     :値段が高い

②|DIYする

オーダーには手が届かなくても好みの大きさにしたい場合は、DIYする方法があります。
金額は材料費と工具代だけですが、重い本を収納する棚なので地震対策はしっかりしておきたいところ。
壁一面の本棚だと、素人には難しいかもしれません。

  • 【メリット】
     :サイズもデザインも自由に作れる、安価
  • 【デメリット】
     :手間がかかる、強度が心配

③|既製品を使う

手軽に壁一面の本棚を手に入れたい場合は、既製品が一番です。
既製品の中でもサイズ調節が可能なものもあり、壁の長さにぴったり合う商品が見つかる場合もあります。

  • 【メリット】
     :選ぶだけなのでラク、値段が明確、強度がある
  • 【デメリット】
     :売っている商品からしか選べない、サイズが合わない

壁一面の本棚|既製品ならどこがいい?

一番手軽な既製品ですが、選択肢はたくさんあります。
我が家は無印良品のスタッキングシェルフを選びましたが、その他にも候補がいろいろありました。
以下、一部をご紹介します。

IKEA|BILLY ビリー

IKEAのBILLYの写真
https://www.ikea.com/jp/ja/より画像お借りしました。

デザインがシンプルなIKEAのBILLY ビリーは、80x28x202cmの本棚が税込7,999円と格安です。
耐久性は心配なところもありますが、安価に壁一面の本棚を実現するにはおすすめです。

マルゲリータ|Shelfシリーズ

「建築設計事務所がデザインする収納家具マルゲリータ|Shelfシリーズ」は、壁いっぱいに設置することができる組み立て式の本棚です。
壁一面の本棚にしては安価で、「建築設計事務所がデザイン」というだけあってシンプルで綺麗なデザイン。
机付きの商品も発売されています。

我が家でも無印良品とマルゲリータ|Shelfシリーズで最後まで迷いました。

その他

ニトリでもスタッキングシェルフ風の商品が出たようです。
その他、ベルメゾンやニッセンなどの通販サイトでも壁一面の本棚が売っています。

我が家の実例|無印良品のスタッキングシェルフを選んだ理由

家具を買う時は、画像検索、インスタグラム、ピンタレストを駆使してリサーチしています。
スタッキングシェルフを知ったきっかけも画像検索だったと思いますが、当時かなり悩んで比較検討して、この本棚に決定しました。
見た目が気に入ったのは前提ですが、選んだ理由は以下の3つです▼

  1. 壁面の長さに合わせて連結できる
  2. 数年後でも買い足すことができる
  3. 解体と組み立てができる

それぞれ詳しくご紹介します。

関連記事 スタッキングシェルフのメリット・デメリット

①|壁面の長さに合わせて連結できる

スタッキングシェルフは小さい単位を組み合わせるタイプの商品なので、壁の長さに合わせて調整可能です。
横幅約80cmと約40cmの本棚を組み合わせて、好みの大きさの本棚にすることができます。

賃貸に住んでいた時代に初代を購入したところ、たまたま造り付けたようにぴったり収まりました▼

賃貸時代のスタッキングシェルフの写真

しかも連結部分が工夫されてていて、「1台に見える」のがうれしいところ▼

本棚の連結部のイラスト

引っ越ししても新居の壁に合わせて本棚を組み替えることができるのも、魅力でした。

②|数年後でも買い足すことができる

無印良品の家具は、仕様変更や廃盤が少ないのが魅力です。
気をつけないと本は増え続けていくので、「収納しきれなくなったときに同じ本棚を買い足せるか」というのはひとつの基準でした。
我が家では7年前に最初のスタッキングシェルフを買って以来、引っ越しに合わせて5年前、2年前と2回買い足しています。

買い足した本棚の写真

本が増えても、家中の本棚を統一したい方におすすめです。
もし本が少なくなった場合でも、収納棚に転用可能なのも良いところです。

③|解体と組み立てができる

最初のスタッキングシェルフを買ってから、2回引っ越しをしています。
その度に解体しては組み立てて、コンパクトに持ち運んでいます。
大きな本棚より安価に移設できるのが魅力です。

現在の本棚の写真

まとめ|本棚は事前の計画を綿密に!

以上、壁一面の本棚のについてご紹介しました。

まとめると、以下の通りです。

壁一面の本棚の作り方
  • 事前準備
    :1|手持ちの本を把握、2|設置場所を検討、3|本棚のサイズ検討
  • 作り方を決める
    :オーダーか、DIYか、既製品か
  • 結局無印良品のスタッキングシェルフはおすすめ♪

紙の本が大好きな私ですが、漫画とか自己啓発系は電子書籍で読んでいます。
今後は時代の流れに逆らえず、我が家でも電子書籍率が高くなると思っています。
でも基本的には本に囲まれた空間が好きなので、我が家から本が無くなる日は遠そうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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