こんにちは、アイランドキッチンの家に住んでいる091です。
建売なのに、キッチンはアイランド型でした。
特に劣化もしていなかったので、リノベーションでも取り替えなかった我が家のキッチン。
おしゃれなキッチンに採用されることも多いアイランドキッチンについて、実際住んで使って感じたメリットデメリットを書いてみます。
アイランドキッチンの家を探したわけではありません。
この記事はこんな方におすすめです▼
アイランドキッチン|気になっていたこと
まずは、住む前に気になっていたことについて。
実際住んでみてどう思ったのか書いてみます。
Q:綺麗に保つの大変じゃない?
A:大変です!今では諦めて、来客時だけ片付けています、、、
アイランドキッチンの難点は、手元を隠せないこと。
せめて手元が隠せる高さの台でもついていれば良かったのですが、我が家のキッチンはフラットなので全てが見えています。
まめな性格ではないのに加え、乱れていてもあまり気にしない神経の持ち主なので、使い勝手に支障がでない範囲で常に乱れています。(!)
- シンクには洗い物を溜めない
- 食器類は定位置を決める
をルールにしているので、キッチンの仕組み的には整っているはず。
なのに何が乱れているのかというと、子どものおもちゃや行き場を無くしたリビングの雑貨の「ちょい置き」のためです。
片付けてもちょい置きしてしまうクセが抜けず、綺麗を保てません。。。
アイランドキッチンを採用する場合は、キッチン以外を整える方法も合わせて検討しておいた方が良いと思います。
Q:油が飛び散らない?
A:飛び散ります。見えない油もたぶん飛んでいます、、、
この家に引っ越してきてしばらくは「アイランドキッチンは意外と油ハネ少ないな」と思っていたのですが、ふと床を拭いてみた時に真っ黒で驚いたことがあります。
床の水拭きをほぼしないのもダメなのですが(!)、コンロの周りだけでなく空間全体に油が飛んでいるんだと思います。
油を使う時は
- コンロの周りを囲う油はねガード
- フライパンに被せるオイルスクリーン
などを使うと改善すると思いますが、洗うのが面倒で使っていません、、、。
アイランドキッチンに強いこだわりがないのであれば、コンロの前だけが壁やパネルになっているタイプをおすすめします。
Q:収納スペース少なくない?
A:少ないです。背面カウンターとセットが◎
アイランドキッチンは、吊り戸棚がありません。
なので、壁付けキッチンと比べると収納は少ないです。
さらに、フラットなアイランドキッチンだと盛り付けスペースが足りない場合があるので、前か後ろにカウンターが欲しくなります。
キッチンで料理をしながら器を取り出したりするので、我が家はキッチンの背面にカウンタータイプの食器棚をDIYしました。
関連記事 アイランドキッチンの収納を増やすために、IKEAの「METODメトード」で背面カウンターをDIY
アイランドキッチンを採用する場合は、いわゆる「二型」のキッチンのように、食器棚を合わせて計画しておくことをおすすめします。
アイランドキッチン|良かったこと
続いて、アイランドキッチンで良かったことを書いてみます。
回遊できる
一番の利点は、回遊できること。
キッチンのまわりをぐるぐる回ることができます。
我が家のキッチンは、ただでさえ狭かった通路部分に背面カウンターを作ったおかげで、通路幅が65cmほどしかありません。
教科書的には「メインで使う方が女性1人であれば通路幅は80~90cmくらい、2人使うことが多い場合は最低100~125cmは確保」とされているので、とても狭いです。
1人が作業していると後ろを通るのは難しいですが、それでもストレスなくキッチンを使えている理由は回遊できるからだと思っています。
キッチンを挟んで食卓と反対に冷蔵庫があるので、飲み物をとる時もキッチンを通らないといけないのですが、アイランドキッチンなのでリビング側を通って取りに行くことができます。
夫婦で料理していて、反対側に調味料を置いたりしていても、リビング側から回って取ることができます。
通路幅が広ければ解決するのかもしれませんが、回遊性があるのは快適です。
最近は、長女と次女が楽しそうにおいかけっこしています。(危ない)
開放感がある
続いては、開放感。
やはり、キッチンに仕切りがない分広く感じます。
我が家はキッチンを含めたリビング・ダイニングの広さが17畳ほどと、ファミリー向けの間取りにしては少しコンパクトです。
でも、キッチンもリビングダイニングと一室に見えるので、広く感じます。
家族と一緒に過ごせる
最後は、家族と一緒に過ごせること。
アイランドキッチンに限らず、対面式のキッチンの良いところです。
料理中や後片付けの時に寂しくなく、家族がテレビを見ながら笑っていても、その輪に入れるのも良いところです。
キッチンにいるというよりリビングで料理している感覚なので、家族が思い思いに過ごしているのを見ながら家事ができるのは思った以上に嬉しいものです。
また、家族の様子がわかるところも利点です。
特に次女がまだイタズラ盛りなので、いつでも目に入る場所にいてくれるのは安心感があります。
長女もリビング学習なので、家事をしながら勉強を見たりしています。
夫や長女の家事参加率も上がったと思います。
(本当は来客時に一番活躍するのがアイランドキッチンかもしれませんが、我が家は来客が少ないのでなかなか本領を発揮する機会がない状況です。)
アイランドキッチン|検討している方へ
最後に、アイランドキッチンにしようと検討されている方に向けて、アドバイスを書いてみます。
アイランドキッチンにしたい理由をよく考える
開放感のあるキッチンにしたい!と思った場合、アイランドキッチン以外にもいろいろなタイプを採用できます。
開放性だけが目的であれば、コンロの前と横だけが壁になった対面式のオープンキッチンでも事足ります。
壁があると、以下の利点があります。
- 物を吊るす場所がある
- 油が飛び散りにくい
- 散らかってても多少隠せる など
一般的に価格も高く、汚れやすく、片付けにくいのがアイランドキッチンです。
それでもアイランドにしたい場合は、意匠性や回遊性など、アイランドでしか実現できない理由を考えておいた方が後悔はないと思います。
アイランドキッチンは「家具」として考える
せっかくアイランドキッチンにするのであれば、インテリアもトータルで考えたいところです。
そのためには、アイランドキッチンは「キッチンというより家具」という感覚で捉えた方が良いと思います。
アイランドキッチンを採用するなら「キッチンを中心にした住まい」を考えていることが多いと思うので、キッチンに合わせたダイニングテーブルや椅子を採用したいです。
アイランドキッチンを「水栓やコンロがついている家具」と考えておくと、他の家具を合わせたコーディネートができるのではと思います。
残念ながら我が家は手持ち家具を組み合わせているのでちぐはぐなところもありますが、買い足す家具は自然とキッチンに合わせたものになっています。
今のキッチンで予行演習をする
料理が好きだから、おしゃれな空間が好きだから、友人を招いてのパーティをしたいから、など、いろいろな理由でアイランドキッチンを選択すると思いますが、実際選ぶ前に使いこなせるかどうか検討ておくことをおすすめします。
方法は、今のキッチンで試してみること。
今のキッチンでも片付けられなかったらアイランドキッチンも片付けられない可能性もあるし、友人を招いてのパーティも実は持ち寄りが多かったりしたら、十二分に使いこなせない可能性もあります。
広いキッチンになったら片付けられるはず!と思っていても、性格はなかなか直せないので結局アイランドキッチンを使いこなせないことも。
暮らしのシーンを想像して、予行演習をかねて今のキッチンでも実践できるか試してみることをおすすめします。
あとがき
以上、アイランドキッチンのお話でした。
我が家は残念ながら使いこなせていない感じではあるものの、この家にはアイランドキッチンが似合っているのかな、と思います。
住み替える時がきた場合はアイランドにするかは要検討ですが、オープンキッチンは採用したいと思っています。
「住んでみた感想」シリーズはこちらから▼
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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