ミナペルホネンの布で、イケアのスツールを簡単リメイク!

こんにちは、既製品に手を加えてオリジナル風にするのが好きな091です。
本日は、椅子のリメイクについて。

3年前くらいに椅子をリメイクして特に来客時に活躍していたのですが、最近は毎日の食卓でも使うようになってますます気に入っています。
やっぱり椅子にはクッションが必要だなーと感じている今日この頃。

実はこのリメイクは別ブログで書いたこともあったのですが、改めてご紹介します。

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お値段も魅力のIKEAです。

この記事はこんな方におすすめです▼

  • 椅子をリメイクしたい方
  • 椅子のリメイクの方法を知りたい方
  • 素敵な布を持っていて使い道を探している方
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リメイク初心者向きの椅子・布とは

ビンテージの家具を買ってきて、自分でリメイクすることに憧れたこともあるのですが、適当DIYしかできない私にはハードルが高くてまだ手を出せていません。
その代わり、安く手に入るスツールを使ってリメイクに挑戦しました。

椅子の条件①|安くて平ら

リメイクに向いている椅子は、シンプルな作りで安いものです。

私が使ったのは、廃番と知ってショックだったイケアの激安スツール「FROSTA フロスタ」。
当時999円で売られていたので、リメイクにおすすめの椅子でした。

今は似た製品の「KYRRE シルレ」が1,499円で売られていますが、私は断然フロスタの方が好みです。

  • FROSTA フロスタは座面が円で四本足
  • KYRRE シルレは座面が三角で三本足

フロスタに似た椅子を探すと、ニトリのお安い商品がありました。
木製スツール(セロ)です。
税込1,415円なので、リメイクに躊躇しない商品です。
(でも、このまま使いたいかも)

この椅子の元になったと思われるのは、アルテックのスツール60です。
1933年に建築家アルヴァ・アアルトによってデザインされ、ヴィンテージとして売られていたり、別注品が作られたりと、今でも愛されています。
スツール60もリメイク向きではありますが、こちらはそのまま使ったほうが素敵だと思います。

椅子の条件②|足を取り外せる

ご紹介する方法は座面を布で包むので、座面から足を取り外せるものがおすすめです。
フロスタもシルレも元々バラバラで売られているのでこの点はクリア、ニトリの木製スツールは出来上がった状態で売られているようですが、写真を見るとねじで止められているので外せるのではないかと思います。(確かめたわけではありません。)

今回は、イケアのフロスタを使ってのリメイクをご紹介します。

おすすめの布|厚め

布は、厚めのしっかりした生地がおすすめです。
でも分厚すぎるとタッカーで止めにくいので、ほどほどの厚さで。
デザインが可愛いものだと、マリメッコやsou・sou、ミナペルホネンが好きです。
素材や手触りも確認できる実店舗で見て買うのがおすすめですが、通販にも対応しています。

本棚ソファを作った時に使った、サンゲツの椅子用の生地もおすすめです。
関連記事 本箱ソファの作り方

50cm角あれば良いので、何かを作った余り布でも作れます。

リメイクは3ステップで

では、リメイクの方法です。

材料

材料はこちら▼

  • リメイクしたい椅子
    :今回はIKEAのスツール「FROSTA フロスタ」
  • お気に入りの布
    :フロスタの場合、50cm×50cm
  • クッション
    :今回はIKEAのチェアパッド「JUSTINA ユスティーナ」

クッションは、フロスタの場合は3cmくらいの厚めのものをおすすめします。
理由はこちら▼

  • 足とのバランスが良い
  • クッションありの方が座り心地が良い

布は、座面の大きさとクッションの厚さによって必要な大きさが変わります。
フロスタは座面の直径が35cmで板厚2cm、クッションは厚さ3cmくらいなので、今回は縫い代を入れて直径49cmくらいの布が必要でした。

道具

使った道具はこちら▼

  • タッカー
    :ネットで購入
  • 布切りはさみ
    :布を切る用

タッカーは大きいホッチキスのような商品です。
建設現場でよく使われるもので、薄い布や壁紙などを打ちつける時に活躍。

今回は裏からタッカーで止めましたが、3年くらい使っているとタッカーで止めた部分がポロポロ取れることが増えてきました。
いっぱい打っているのでまだ布が取れてしまうことはありませんが、またタッカーか釘などで止め直さないといけないなと思っています。

作り方

では、作り方です。

  1. 布を切る
  2. クッションを包んでタッカーで止める
  3. 足を取り付ける

ステップ①|布を切る

まず、布を円形に切ります▼

直接円に切るのは大変なので、紙を円形に切ってそれをガイドに布を切りました▼

布の端がほつれるのが嫌だったので、端を内側に折り込みつつ止めるために縫い代分を2cmにしています。
切りっぱなしでよければ、縫い代1cmくらいでも大丈夫だと思います。

布を円に切るのが難しい場合は正方形のままでタッカーで止めてしまって、その後余分な布を切ることもできます。(その場合、端は切りっぱなしになります。)

ステップ②|クッションを包んでタッカーで止める

次に、クッションを包んでタッカーで止めます▼

布、クッション、スツールの台座部分を重ねて端を内側に折り込みながら止めていきます。
引っ張りながら膝で押さえて、両手で打っていく感じなので、結構力が要りました。
このときは時計回りに順番に止めましたが、対角線に止めながらの方がズレなくて良いかもしれません。

ステップ③|足を取り付ける

最後に、足を取り付けます▼

フロスタは六角レンチで取り付けるので簡単に付けられます。
ただし、布の分少し浮く感じがするので、強めに締め付けることをおすすめします。

足を取り付けられたら完成です▼

横から見ると、3年ほどの間にタッカーの針が取れて布が外れかけてきたのがわかります▼

タッカーを打ち直すか、代わりに釘で打つか、ちょっと補修方法を考えたいと思います。

あとがき

以上、スツールのリメイクのお話でした。
三角形なので難易度は上がりますが、イケアのシルレも同じ方法で作れると思います。

他にも座面だけペンキで塗ってみたり、足だけ塗って見たり、全体を塗り替えてみたり、色々楽しめるのがシンプルな椅子の魅力。

値段が多少上がっても良いので、フロスタが復活してくれることを願います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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