防災グッズを見直そう。「災害直後に持ち出すもの」を整える

こんにちは、東日本大震災の時は都内の26階のオフィスで仕事中だった091です。
当日は帰宅できず、好意で朝まで開けてくれていた居酒屋で一晩過ごしました。

最近は震災以外にも様々な異常気象が増えていて、ますますリスクは高まっていると感じます。
本日は、防災グッズのお話です。
三段階ある防災グッズのうちの二番目、「災害直後に持ち出すもの」を見直しました。

091
091

使う場面が来なければいいのに。

この記事はこんな方におすすめです▼

  • 防災グッズを見直したい方
  • 災害直後に持ち出すものを知りたい方
  • 他人の備えを見てみたい方
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「災害直後に持ち出すもの」

まずは、「災害直後に持ち出すもの」の概要をご紹介します。

防災グッズは三段階で考える

防災グッズと聞くと「非常用持ち出し袋」が頭に思い浮かびますが、実際には三段階あります。

  1. 常に持ち歩くもの
  2. 災害直後に持ち出すもの
  3. 長期化に備えるもの

全体像はこちらの記事にて▼

本日のテーマは三段階のうちの二番目、「災害直後に持ち出すもの」です。

「災害直後に持ち出すもの」とは

家が危険と思った時に避難所などへ避難するために使うもので、目標は「安全に移動し数日過ごす」こと。
セットで売っている「非常用持ち出し袋」の中身に近い内容です。
大きくは、以下の2つに分けられます。

  • 避難で身につけるもの
  • 避難所で使うもの

一覧にすると、以下の通りです。

避難で身につけるもの▼

避難で身につけるものの一覧のイラスト

避難所で使うもの①▼

最低限欲しい、避難所で使うもののイラスト

避難所で使うもの②▼

あれば便利な、避難所で使うもののイラスト

以下、具体的にご紹介します。

「災害直後に持ち出すもの」の具体例

避難しながら使うものなので、できるだけ軽くが理想です。
最近では100円均一でも防災グッズが売っていたりするので、チェックしてみるものおすすめです。

1|避難で身につけるもの

避難で身につけたいものは、以下の7つです▼

1頭を守るもの※以下で詳しくご紹介
2軍手
3スニーカー底が厚い方が良い
4ラジオ電池も忘れずに
5懐中電灯電池も忘れずに
6スマホ今や必需品
7貴重品公衆電話用に小銭もあると良い
★は非常用持ち出し袋に入れておくもの

このうち、非常用持ち出し袋に入れておきたいのは、軍手とラジオと懐中電灯です。

軍手とラジオと懐中電灯の写真

電池は取り外して保管しておくこと。
ラジオと懐中電灯・充電池がセットになったものも便利です。

懐中電灯は、頭につけられるものも両手を使えるので便利です。

頭につけられる懐中電灯の写真

無印良品のコンパクトヘッドライトは頭にもつけられてクリップ付き、しかも軽くて見た目もシンプルでだったので、家族分購入しました。
ひとつ990円(税込)です。

「頭を守るもの」はヘルメットだけじゃない

震災だといつ余震があって瓦礫が飛んでくるかわからないので、備えておきたいのがヘルメットです。
でも、日常的に使うものでもないし、かさばるので収納にも困ってしまうのがヘルメット。

代替できるものがないか調べてみると、いろいろとありました。

  • 座布団や毛布
  • 折り畳めるヘルメット
  • 防災用帽子

折り畳めるヘルメット有名なのが「タタメット」です。

収納時には厚さ35mmになる優れもの。
家族分揃えても、収納場所に困ることはありません。
ただし、標準価格は税込4,895円と、少しお高めです。

他には、防災用帽子というものもあります。

見た目はキャップで、ものによっては防炎タイプもあります。
こちらは2,000円未満でもいくつか選択肢があるので、家族の人数分揃えておくと良さそうです。
ただし、ガードする力はヘルメットより弱かったり、あご紐がないのでズレる可能性もあるので、「何も被らないよりはマシ」くらいに考えておくと良いと思います。

(ちなみに我が家はどれを備えるか検討中)

2|避難所で使うもの① <最低限欲しいもの>

避難所で使うもので、最低限欲しいものは以下の7つです▼

1水 2L500ml×4
2食品 3食分
3簡易トイレ 3個
4エマージェンシーブランケットアルミタイプが便利
5救急箱
6衣服 1着リラックスできる服+下着
7メガネ裸眼の方は不要

1|水 2L

水は、最優先で確保しておきたい必需品です。
災害直後に持ち出すものなので、一人当たり2L。
水は清潔に保管しておきたいので、500mlのペットボトルで2L分確保しておくと良いです。

2|食品 3食分

非常食は本当は日常食べるものをローリングストックしておきたいですが、持ち出し袋は軽くしておきたいこともあり、やはり「非常食」として売られている物が便利です。

非常食と言っても内容もさまざまですが、以下の種類は持っておきたいです▼

  • アルファ米
    :炊飯後に乾燥させて作った加工米のこと。お湯や水を注ぐだけでご飯になります。
  • そのまま食べられるもの
    :クラッカー缶・ビスケット缶・ビスコ缶 など
  • 甘いもの
    :えいようかん など

非常食を探していて、バランスが良いなと思ったのがこちらのセット▼

非常食セットとして、ご飯系・お菓子系がセットになったものを備えておくと良いです。

3|簡易トイレ 3個

簡易トイレの写真

避難所のトイレが使えないこともあるので、簡易トイレも必需品。
災害時に初めて使うと手間取るので、平常時に試しておくことをおすすめします。

4|エマージェンシーブランケット

エマージェンシーブランケットは、防寒対策や目隠しにもなるのでアルミタイプのコンパクトなものを準備しておきたいです。
100円均一でもコンパクトなものが売っていました▼

エマージェンシーブランケットの写真

5|救急箱

けがの応急処置ができるように、救急箱も持っておきたいです。
絆創膏・消毒液・包帯の他、常備薬がある場合は、日常使うものとは別に非常用持ち出し袋にも保管しておくと安心です。

6|衣服

着替える余裕はないかもしれませんが、災害直後はホコリがまうことも多いので寝る時くらいは着替えたいところ。
リラックスした服と替えの下着を1組持っておくと、少し長めに避難所に留まることになってもやりくり可能です。

7|メガネ

裸眼の人以外は必須のメガネ。
少し度が合わなくなったものでも良いので、非常用持ち出し袋に入れておくと役立ちます。

3|避難所で使うもの② <あれば便利なもの>

避難所で使うもので、あれば便利な変わり種はこちらです▼

8歯ブラシ+マウスウォッシュ
9レインコート
10ナプキン
11ウェットシート
12新聞紙
13ラップ
14ポリ袋

8|歯ブラシ+マウスウォッシュ

避難しているときに虫歯が急増するそうです。
でも水は使えないので、歯磨きを我慢する方も多いそう。
せめて口くらいは清潔にしておきたいので、歯ブラシとマウスウォッシュを常備したいと思います。

9|レインコート

レインコートは、防寒・防雨・防風・防塵の万能グッズです。
近所のダイソーで、こんなにコンパクトなレインコートが売っていました▼

レインコートの写真

非常用持ち出し袋に入れておくと多用途に活用できます。

10|ナプキン

いつ災害が起こるかわからないので、女性には必需品。
生理中ではなくても、下着の汚れ防止にも役立ちます。

11|ウェットシート

ティッシュ・トイレットペーパー・ウェットシートの中で、どれが便利かと言われると、ウェットシートです。
しばらく保管しておくと乾燥するので、定期的に確認が必要です。

12|新聞紙

新聞紙は万能選手です。
床に敷いたり、上から被ったり、目隠しに使ったり、メモしたり、色々な用途で使えます。
食器がない場合には折り紙のように箱を作って、食器にすることもできます。

13|ラップ

水が使えない時には、ラップが活躍します。
食器に被せて使うと捨てるだけで清潔になるので、食器を洗わなくてすみます。
また、ひもの代わりにも使えるので、何かをくくりつけたい時や怪我した時の保護にも使えます。

14|ポリ袋

ポリ袋も、水の運搬、物の運搬、防寒対策、食器代わりなど色々な用途に使えます。

  • 45Lの大きいもの
  • 食品可のもの
  • 持ち手付きのもの

があると便利です。

我が家では、以上のグッズを袋に入れて納戸に備えています。

非常用持ち出し袋の写真

実は少し足りていないので、近々買い足したいと思います。

【買い足しメモ】

  • 水500ml 4本×4人分
  • 非常食 3食×3人分(+離乳食)
  • ヘルメット (防災用帽子)

あとがき

以上、「災害直後に持ち出すもの」のお話でした。
我が家の点検も兼ねて、記事にしました。

四人家族となると、備蓄量も多いです。
リュックを分散させないと、と思っているところです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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