こんにちは、お手軽DIYが好きな091です。
アイランドキッチンが付いていた中古戸建を、リノベして住んでいます。
引っ越した時には、アイランドのワークトップ下以外に収納が全くなかったキッチン。
どうすれば快適に使うことができるか?と考えて、収納をいくつかDIYしました。
その過程をご紹介します。
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思い通りに作れるのがDIYの魅力です。
この記事はこんな方におすすめです▼
アイランドキッチンと収納の関係
アイランドキッチンは収納が少ない!というのはよく聞かれることかもしれませんが、改めてなぜなのか書いてみました。
収納が少ないアイランドキッチン
アイランドキッチンの収納が少ない理由は
壁を利用した収納がない
からです。
キッチンの救世主、吊り戸棚がありません。
壁一面を使った食器棚もありません。
アイランドのワークトップ下は普通のキッチンと同様の収納量ですが、食器類を収納する場所がありません。
なので、別で収納を確保する必要があります。
収納を確保する方法
収納量を確保するには、いろいろな方法があります▼
- システムキッチンの下の収納をカスタマイズする
:大きめの仕切りになっていることが多いので、細かく分けられるグッズを探す - システムキッチンの横、正面を収納にする
:カウンターの周りに、外側から使う収納を作る - 背面に収納をつくる
:前がダメなら後ろを使え!ということで、我が家はこの方法
アイランドのシステムキッチンのところだけでは足りないと思うので、隣接するスペースに何かしら収納を確保する必要があります。
お気に入りの食器棚を備え付けるだけでも良いと思いますが、どうせなら使いやすくカスタマイズしたい!ということで、以下、我が家が選んだ方法です。
IKEAの「METODメトード」で背面カウンターをDIY
まず、作業スペースを作りたかったので、腰までの高さの食器棚を探しました。
前の家でRekitを組み合わせて作った背面収納が使いやすかったことも一因です。
IKEAの「METODメトード」を選んだ理由
メトードに決めるまでは、候補はいろいろありました。
IKEAのメトードを選んだ理由は以下の通りです▼
- カスタマイズが可能
- サイズが豊富
- 奥行きが理想通り
①カスタマイズが可能
メトードは本当に自由にカスタマイズ可能です。
印象を決める見た目は、木目調からガラス、様々な色や手触りのパネルから選ぶことができます。
ワークトップも10種類以上から選択可能。
背の高さもハイキャビネットからベースキャビネット、ウォールキャビネットなど。
キャビネットのタイプも、引き出し、開戸、オープンなどから選べます。
どんなのが良いのか決めるのは大変ですが、自分好みにカスタマイズ可能です。
②サイズが豊富
幅は150mm〜900mmから選べて引き出しの高さも数種類。
我が家のキッチンは幅2400mmなので、背面カウンターも出来れば同じ長さが希望でした。
既製品だとどうしてもサイズが限られるので、2400mmになるように組み合わせることができたので助かりました。
③奥行きが理想通り
メトードは奥行きが600mmと415mmから選べます。
我が家のキッチンは壁とワークトップが近かったので、奥行き450mmくらいまでの棚しか置けません。
奥行きの小さいタイプがあったのが、最終的な決め手でした。
その日に持ち帰り可能
IKEAのメトードは施工をお願いするか、自分でDIYするか選べます。
我が家は迷わずDIY。
手順は以下の通りです▼
- 家で下準備
- 予約して店舗へ
- 当日持ち帰り
①家で下準備
IKEAのホームプランニングツールを使って、イメージを固めます。
楽しくてついつい時間を忘れて作業してしまいますが、これを店舗でやるとなるといくら時間があっても足りません。
我が家は中央にゴミ箱を置きたかったので、800mm、600mm、600mmのキャビネットの間に400mmの隙間を作りました。
400mm部分は何も置かず、上に板を渡しているだけです。
②予約して店舗へ
今はオンラインでの相談が多いようなので、手順が変わっているかもしれませんが、2019年当時は予約してカウンターへ行き、その場でシミュレーションして見積もりを出してもらいました。
パソコンの画面を見ながら、サイズや引き出し、隠し引き出しなどを組み合わせて必要な部材を算出してもらいました。
③当日持ち帰り
見積の紙を持って、ピックアップエリアをスルーして先にレジでお会計をします。
お会計が終わったらレジの外のカウンターに行って、店員さんにピックアップしてもらいます。
しばらく待ったら全て揃えてくれました。
量は大きいカート山盛り一台分。
普通サイズの車で持ち帰ることができました。
作業時間は仕事終わりに5日ほど
家に帰って、いよいよ組み立てです。
当日の夕方始めて、その日はここまで▼
壁にビズでしっかり固定するので、賃貸でメトードは難しいと思います。
そのあとは、仕事終わりにコツコツ進めて取手もつけて▼
次の週末には完成しました▼
説明書が付いているので、それを見ながら大人2人で組み立てられました。
まとめて作業すれば、丸2日あれば完成できると思います。
オープンな棚をDIY
背面のカウンターは実現したものの、収納量が足りないので追加でDIYしています。
お得意の棚板収納です。
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オープン収納を選んだ理由
IKEAのメトードにも吊り戸棚や背の高いキャビネットがあるので、統一することも可能でした。
それでもオープン収納を選んだ理由は以下の3つです▼
- 飾りたかった
- 使いやすくしたかった
- 見た目を軽くしたかった
①飾りたかった
画像検索で見つけたおしゃれなキッチンを見ると、棚を上手に使っている方が多かったのです。
我が家も棚を飾って素敵なキッチンにしたいなと思ったので、オープン収納を採用しました。
空いているスペースを見つけると、すかさず飾りたくなる性格です。
②使いやすくしたかった
隠す収納だと、ものが多いのもあって中に何を入れたか忘れてしまいます。
収納しても扉を開ける必要がないので取りやすく、仕舞い込んで使わないことを防止できると思ったので、オープン収納にしました。
③見た目を軽くしたかった
扉がついていると、どうしても見た目が重たく感じてしまうのです。
壁紙が見える方が広く感じるので、オープン収納にしました。
オープンな棚は手軽に作れるので、自分でDIYすることにしました。
棚受けレールと棚板でかんたんDIY
棚受けレールを使うときの注意点は、水平垂直をきちんととること。
私はおもりと糸を使っています。
おもりは何でも良いのですが、五円玉をよく使います。
おもりをつけた糸を垂らして垂直を出してから、水平はメジャーで測っています▼
作り方は以下の通り▼
- 1下地を探す
- 2レールの位置を決める
- 3水平垂直になるように印をつける
- 4ドリルで穴を開ける
- 5レールを取り付ける
- 6棚受けを付ける
- 7棚板をのせる
- 8棚板をビスで止める
出来上がりはこちらです▼
結論、収納はDIYがおすすめです
我が家のキッチンは、メトードと棚受けレールで正解だったと思っています。
理由は「私にとって」使いやすいから。
収納は人それぞれ最適な形が違うので、使いながら気になるところを整えるのが一番だと思っています。
図面上で考えて収納を作ってもらっても、実際使ってみたら違うと思ったりします。
その点、自分で作ると微調整もできるのでDIYはおすすめです。
あとがき
以上、キッチン収納を増やしたお話でした。
こんなに考えて作った収納なのに、片付けが苦手な私はものに振り回されています。
それならものを減らせば良いのに、なかなか捨てられず。
また時間を見つけてリセットしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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