こんにちは、本が好きな091です。
本に囲まれた空間が好きなこともあり、我が家には1,000冊以上の本があります。
その大量の本を収納しているのが、無印良品のスタッキングシェルフです。
見た目もシンプルなのでスッキリした部屋に採用されているイメージの一方、「使いづらい!」という口コミもあったりして、実際のところどうなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、トータル7年ほど、合計9連のスタッキングシェルフを愛用している筆者が、良いところも悪いところも赤裸々にご紹介します。
購入を迷っている方のヒントになれば幸いです。
この記事はこんな方におすすめです▼
無印良品のスタッキングシェルフとは
無印良品のスタッキングシェルフとは無印良品の収納家具の一種で、木の突き板で作られている棚のことです。
高さも幅も好みで選べるので、可変性が高い棚になっています▼
【ラインナップ】
- 色味はオーク材・ウォールナット材の2種類
- 幅は標準の42cm、ワイドの81.5cmの2種類
- 高さは2段、3段、5段の3種類
スタッキングシェルフの一番の特徴は、連結可能なこと。
家の壁面の大きさに合わせて、追加セットをつなぎ合わせることができます▼
テレビを置くことができるように、オープン型の2列または3列のパーツもあります。
制限もありますが段違いでの連結も可能なので、窓の位置を避けて配置できるなどの柔軟性もあります。
本棚としてだけでなく、日用品や子供用品の収納棚・飾り棚として使っている方も多いです。
我が家では、ウォールナット材のワイド・5段が本棚として活躍しています▼
採用した理由はこちら↓の記事にて。
関連記事 無印良品で壁一面の本棚を実現。選んだ理由と【我が家の実例】
無印良品のスタッキングシェルフ|使いづらい?
では無印良品のスタッキングシェルフは実際使いづらいのでしょうか?
結論としては、「使い方次第」です。
- 本を詰め込みたい&文庫本・漫画が多い方には不向き
- 余白を取りたい&大きめの本が多い方にはおすすめ
- インテリア性重視の収納棚にはおすすめ
使い方を考えないで選んでしまうと、失敗したと感じるかもしれません。
本を詰め込みたい&文庫本・漫画が多い方には不向き
文庫本や漫画が多く、大量の本を詰め込みたい方には不向きです。
理由は、棚板が動かせないこと。
一段の高さは37.5cmなので、高さ15cm〜20cmの文庫本や新書、漫画を置こうとすると、スカスカになってしまいます。
また、本棚の奥行きは28cmなので文庫本などは奥と手前の2段に置けなくもないですが、使いにくい本棚になってしまいます。
大量の本を詰め込みたい場合や、小さな本が多い場合にはおすすめできません。
余白を取りたい&大きめの本が多い方にはおすすめ
反対に、雑誌やA4サイズ程度の大きめの本が多い方や、本棚を飾りたい方にはおすすめです。
おしゃれな本屋さんのように本と雑貨を組み合わせたり表紙を見せて飾りたい場合には、動かせない棚がちょうど良い余白になるので良い感じに飾ることができます。
インテリア性重視の収納棚にはおすすめ
スタッキングシェルフは「無印良品のモジュール」が使われているので、無印良品の収納用品との相性は抜群です。
リビングや個室でインテリア性も兼ねた収納棚にしたい場合や、本棚と収納棚を兼用したい場合には、スタッキングシェルフはおすすめです。
ただし棚板が動かせないこともあり、収納棚としての実用性を考えると無印良品の「スチールユニットシェルフ」が使いやすいです。
関連記事 無印良品のユニットシェルフでウォークインクローゼットをつくる
無印良品のスタッキングシェルフ|良いところ
では、使い勝手のレビューです。
まずは良いところから▼
- 買い足せる
- 壁面に合わせて連結できる
- 素材感が良い
- 無印良品の他の製品と相性が良い
- 解体・組み立てが容易
良いところ①|買い足せる
無印良品は他のメーカーと比べると、家具の仕様変更が少ないのが魅力です。
スタッキングシェルフを調べてみると2009年3月に発売されたようなので、10年以上のロングセラー商品。
価格改定はあっても仕様はほとんど変わっておらず、スタッキングシェルフ用の小物も追加されたりしているので、しばらくまだ販売され続けるのでは、と思っています。
知らない間に本が増えてしまう本好きさんには、本棚を買い足せるのは魅力的です。
良いところ②|壁面に合わせて連結できる
壁の長さに合わせて棚を連結し、本棚の横幅を変えられるのが特徴のスタッキングシェルフ。
幅約80cmと約40cmのユニットを、好きな長さに組み合わせることができます。
連結部が工夫されているのでどれだけ繋げても「1台」なので、オーダーではないのにオーダーしたかのように見えるのも良いところです。
良いところ③|素材感が良い
無垢には負けますが、突き板なのでカラーボックスのような人工感はありません。
色味もウォールナット材とオーク材から選べるので、インテリアに合わせた選択が可能です。
良いところ④|無印良品の他の製品と相性が良い
スタッキングシェルフ専用の収納商品はもちろん、人気のやわらかポリエチレンケースなど無印良品のほかの製品とも相性が良いので、本棚以外にも収納棚として使えるのも良いところです。
スッキリ収納させたい時にも、モジュールが合っているのでぴったり使えて気持ち良いです。
良いところ⑤|解体・組み立てが容易
スタッキングシェルフは棚板、金属の棒、ボルト・ナットで構成されているので、付属の六角レンチで解体可能です。
引っ越す時はコンパクトになるのが便利です。
無印良品のスタッキングシェルフ|残念なところ
続いて、残念なところ▼
- 棚板が動かせない
- 色・節目のばらつきが多い
- 棚板の精度がイマイチな時がある
- 棚板いっぱいに重い本を載せたら、微妙にたわむ&揺れる
- 突き板なので、表面の板が剥がれることがある
残念なところ①|棚板が動かせない
棚板を差し込む場所が決められているので、棚板を移動させることができません。
棚板の追加も難しいです。
前述のとおり、文庫本や単行本が多い方にはちょっと勿体無い使い方になるかもしれません。
棚板が離れている分、本を詰め込みすぎず適度に余白を作ってくれるので、インテリア的にリズムが生まれて良いこともあります。
残念なところ②|色・節目のばらつきが多い
知らなかったらクレームになりそうなくらい、木の色・木目はバラバラです。
綺麗な木目に当たると良いですが、倉庫からの発送になるので実物を見ることができません。
ウォールナット材だと特に色むらが目立つ場合があります。
本を詰め込むと全く気にならないので、許容範囲でした。
残念なところ③|棚板の精度がイマイチな時がある
精度がよくない棚が混ざっていることがあり、組立て時、棒を穴に通すときにうまく入らないものもありました。
ただ、何回か挑戦すると入るので、返品するほどの不良品には出会ったことはありません。
慣れればコツをつかめるので、引っ越す度にスムーズに組み立てられるようになってます。
残念なところ④|棚板いっぱいに重い本を載せたら、微妙にたわむ&揺れる
我が家の本棚は幅81.5cmのワイドタイプです。
単行本1段程度の重さなら大丈夫ですが、2段に詰め込んだり雑誌などの重いものを棚板いっぱいに置くと、微妙にたわみます。
棚板が短い幅42cmタイプなら、たわまないと思います。
そして、横向きにゆすると、結構揺れます。
特に背の高い5段タイプの場合は、付属の固定金物で壁にしっかりと固定することを推奨します。
残念なところ⑤|突き板なので、表面の板が剥がれることがある
表面に貼られている突き板が、剥がれてしまうことがあります。
といっても表面だけなので、強度に問題はありません。
剥がれても突き板も芯材も素材は木なので、ボンドで補修できます。
今まで3箇所ほど補修しました。
まとめ|我が家では使い心地良好です!
以上、無印良品のスタッキングシェルフの使い心地のお話でした。
まとめとしては、以下の通り。
本がどんどん増えそうな予感もあり、なのに引っ越す予定もあり、なんだかんだと無印良品ファンでもある我が家としては、最良の選択でした。
シンプルな構成で、使い方は無限大。
楽しくインテリアを作ることができます。
本棚が気になる方は、こちらもどうぞ▼
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント