こんにちは、危機感が薄い091です。
我が家はスケルトン階段なのに、次女が1歳4ヶ月になるまで転落防止ネットを張っていませんでした。
おしゃれ階段として採用されがちなスケルトン階段は手すりや階段部分に隙間が多く、小さい子どもがいる場合は危険です。
子どもが小さいうちだけでも危険を無くそう!ということで、ようやく転落防止対策を施しました。
本日は転落防止用ネットをDIYで取り付けたお話です。
設置は簡単でした。
この記事はこんな方におすすめです▼
転落防止用ネット|購入方法と注意点
階段の転落防止の方法は、いくつか選択肢があります。
- アクリルパネルを設置する
- 市販のゲートなどを設置して近寄らないようにする
- 転落防止用ネットを張る など
我が家では期間限定で取り外すことを想定しているので、安価に済ませるために転落防止用ネットを張ることにしました。
転落防止用ネットの購入先
転落防止用ネットは家の階段にぴったり合わせた方が見た目も強度的にも良いので、オーダーがオススメです。
ネット通販がおすすめ
ホームセンターでも量り売りでネットを買うことができますが、ネット通販の方がオススメです。
理由は、形に合わせて枠もきちんと作ってくれること。
お店によっては台形や平行四辺形など、長方形以外の形にも対応しています。
ネットショップ比較
転落防止用ネットを取り付けることにした時に、一番迷ったのは「どこで買うか」でした。
プロがオーダーするような建材屋さんや、楽天に出店しているメーカーなど、色々なタイプのお店があります。
以下、私が比較したお店です。※順不同
社名 | 参考価格(1m×1m) | 見積依頼 | 網目 | 備考 |
グランドネット工業 | ¥1,980/枚 | 必要 | 25mm | ★採用したお店 |
まもるんキッズ | HPに掲載なし | 必要 | 不明 | 欲しい情報が足りない |
ekrea Parts(エクレアパーツ) | ¥2,145/枚 | 必要 | 37.5mm | 他の建築資材が気になる |
スタイルダートプロ DIY+(楽天に出店) 窓際貴族(楽天に出店) | ¥3,751/枚 ¥4,642/枚(送料込) ¥4,642/枚(送料込) | ネット注文可 | 25mm | 全て「友安製作所」が運営 |
株式会社キートス | ¥4,840/枚(送料込) | ネット注文可 | 37.5mm | 手作り感のあるHP |
S-NET | ¥3,564/枚 | ネット注文可 | 不明 | 「三物建設」が運営 |
ビニプロネット | ¥4,290/枚 | 必要 | 25mm | 色の選択肢が少ない |
グランドネット | ¥1,110/枚 | 必要 | 25mm | グランドネット工業とは別会社! |
購入の方法は
- ネットショピング感覚でカートに入れて購入する
- 見積依頼して、見積受領後注文する
の2パターンのメーカーがありました。
複雑な形の転落防止ネットが必要な場合は、見積依頼するメーカーの方が安心だと思います。
また、金額はわかりやすく1m×1mで比較しましたが
- 台形や平行四辺形の場合に追加料金がかかったり
- 1.2m×1.6mなど端数が出る場合の計算方法が違ったり
メーカーにより見積方法が違うので要注意です。
また、送料別のメーカーも多かったです。
送料は600円位から1,500円くらいまで結構高めの印象です。
我が家は、グランドネット工業の転落防止ネットを選びました。
選んだポイント
上の表の中で、我が家が注文したのは「グランドネット工業」です。
選んだ一番の理由は、お値段でした。
でも、他のポイントもあります。
- 25mmの網目の有無
:25mmか37.5mmが多く、目の細かい25mmの方が好みだった - ホームページの親切さ
:似た名前で別会社の「グランドネット」の方が安価でしたが、HPの親切さで「グランドネット工業」を選びました。
ちなみに、ホームページの説明などがわかりやすかったのが、スタイルダートプロでした。
グランドネット工業のホームページも、情報はひと通り揃っています。
転落防止ネットの購入方法
リサーチした中では
- 楽天や独自の注文フォームから注文
- 見積依頼してメール(またはFAX)でやりとりして注文
の2パターンがありました。
グランドネット工業は、見積フォームからの依頼でした。
- 1見積フォームから見積依頼
サイズは自分で測ります。測り方はこちらにて。
- 2メールで見積受領
翌日には届きました
- 3見積内容を確認して代金を振込
一応メールでも依頼しました
- 42週間後に手元に届く
結構かかります
送料は別で1,200円(!)でした。
それでも、他のメーカーより安価に購入できました。
注文時の注意点
転落防止用ネットはなかなか購入することはないと思うので、注文して感じた注意点を記載します。
注意点①|小さめに注文する
見積依頼したときに以下の案内があったので、1回目の見積受領後にメールで小さめに変更をお願いしました。
- 繊維の性質、目合い上、指定に近いサイズで出来上がる
- 注文サイズにより、1m で1マス程度大きい場合がある
- 25mm単位構成なので、手摺枠巾に対して多少合いにくい場合がある
転落防止用ネットはピンと張りたかったので、他のブログ等を参考に3%減らした寸法で注文しました。
例:1mの場合、0.97mで注文 など。
3%小さくした場合、取り付け時に結構引っ張りましたが小さすぎることはないかな、という印象です。
突っ張った感じが気になる方は、2%小さくするくらいでも良いかもしれません。
注意点②|繋ぎ目の有無を決める
転落防止用ネットには、繋ぎ目が入る場合があります。
グランドネット工業は繋ぎ目の有無で金額が違いましたが、選べないメーカーの方が多かったです。
(金額差は結構大きいです。有:¥1,980/枚、無:¥4,400/枚など。)
見た目を気にする場合は繋ぎ目なしをおすすめします。
我が家は安い方で注文しましたが、たまたま繋ぎ目がないネットが届きました。(ラッキー)
注意点③|ロープも購入する
ネットの取り付けには、ロープが必要です。
(ただし、見た目がよくないので我が家は結束バンドにしました。詳しくは後述。)
- ロープの太さ
:4mm推奨 - ロープの長さ
:取り付けたい手すりの長さの3倍
ロープは手すりの太さによりますが、取り付けたい手すりの長さの3倍必要です。
グランドネット工業の案内では「手すりの直径3〜4cm or 幅5cm厚み1cmの平板の場合【取り付けたい手すりの長さの4〜5倍】」を推奨していましたが、幅5cm厚み0.5cmの平板の我が家の場合は3倍で足りました。
転落防止用ネット|取付方法と注意点
では、取り付け方法です。
グランドネット工業のサイトの取付方法に沿って取り付けています。
同じページには迷いがちなロープの巻きつけ方も載っています。
取り付け方は仮止めして、固定
取り付け方法は以下です▼
- ステップ1届いた転落防止用ネットを確認する
- ステップ2ロープを用意する
- ステップ3転落防止用ネットを仮止めする
- ステップ4転落防止用ネットを取り付ける
ステップ1|届いた転落防止用ネットを確認する
届いた転落用防止ネットは、平行四辺形のような感じで斜めに折り畳まれています。
ラベルがついているので、サイズに間違いがないか確認します。
ステップ2|ロープを用意する
ロープは2種類必要です。
- 仮止め用のロープ
:30cm〜50cmに切ったビニールひもなどを必要な本数。 - 固定用のロープ
:取り付けたい手すりの長さの3倍程度のロープ
仮止め用のロープは、家にあった麻ヒモにしました。
固定用のロープの長さが足りない場合は継ぎ足すこともできますが、見栄えはよくないです。
ステップ3|転落防止用ネットを仮止めする
手すりの四方向と中間部に仮止め用のロープで仮止めします。
1mに1箇所が目安です。
ステップ4|転落防止用ネットを取り付ける
固定用ロープを使って、1マスおきに巻きつけます。
ロープは切らずに長いまま巻きつけた方が綺麗に仕上がりますが、作業中は少し邪魔です。
小さめのネットにした場合は結構な力で引っ張ることになるので、軍手があると手が痛くなりません。
完成したところがこちらです▼
ただ、写真以上に固定用ロープが目立ってしまって、どうにか改善したいと思い結束バンドを使うことにしました。
結束バンドは「インシュロック」「インシュロックタイ」「ケーブルタイ」「結束帯」「結束タイ」「配線バンド」などと呼ばれることもあります。
見栄えを気にするなら結束バンド
黒い階段ならロープは目立たなかったかもしれませんが、我が家は年季の入ったホワイトです。
日焼けしてアイボリーになっていたこともあり、新品の白いロープとは馴染みませんでした。
ロープより目立たない固定用品ということで、結束バンドを使うことにしました。
ロープの状態がこちら▼
結束バンドに変更したのがこちら▼
結束バンドは、2マスごとに固定しています。
自己満足の世界ですが、手触りも見た目も改善したので満足です。
今回は幅5cm厚み0.5cmの平板に、150mmの結束バンドを使いました。
ロープを巻きつけてから結束バンド固定したので特に問題はなかったですが、初めから結束バンドだけで固定したい場合は、ネットを引っ張るために長めの結束バンドにした方が良いと思います。
取り付け時の注意点
取り付け時の注意点です。
注意点①|下端の取り付け方法を考える
転落防止用ネットは、四周を固定するのが基本です。
階段の下側に枠がない場合は、代わりになるものを取り付ける必要があります。
下部に手すりの枠がない場合は
- アイストラップに6mmロープを張って枠の代わりにする
- アイストラップでネットを固定する
などが必要です。
ただ我が家は手すりの横幅が短いこともあり、下枠には何も取り付けないことにしました。
少したわんでいますが、転落するような隙間ではないのでヨシとしました。
注意点②|固定用ロープの切り方に注意
固定用ロープはポリエチレンでできていて、ハサミで切ると端がほつれます。
ほつれが気になる場合は端の処理が必要です。
- ビニールテープを巻いて切る
:マステとかもでも良いかも。 - ライターで炙る
:やけどに注意。おすすめはしません。
我が家は結束バンドにしたので、ロープを使わなくなったので処理はしませんでした。
転落防止用ネット|ビフォーアフター
最後にビフォーアフターです。
ビフォー
アフター
取り付けやすい場所だったこともあり、作業時間は合計1時間くらいでした。
あとがき
以上、転落防止用ネットを張ったお話でした。
本当は階段の斜めの手すりと階段の蹴上にもネットを張るべきですが、一番危ない廊下の手すり部分だけ張ってみました。
階段部分の手すりは形が歪なのでどうしようか検討中。
蹴上部分は、次女がもう少し階段を行き来するようになったら考えます。(と思っていたら、勝手にひとりで登り降りし始めたので急いで考えねば)
階段の降り口の安全対策も必要ですが、こちらは市販のゲートかなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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