こんにちは、物づくりが好きな091です。
DIYで壁に棚を作りたいけど、どんな方法があるの?と迷うことはないでしょうか。
自分で作ると、使い勝手も場所にもぴったりの棚ができるのが良いところ。
ここをこんな風に片付けたい、と想像しながら作るのがおすすめです。
本記事では、棚をDIYしたいときどんな場所にどんな棚が適しているのか、実例とともにご紹介します。
壁面に棚をつくろうと思った時の参考になれば幸いです。
5種類の棚をご紹介します!
この記事はこんな方におすすめです▼
棚のDIYの基礎知識
壁につける棚は、基本的には「棚板」とそれを支える「棚受け」でできています。
基礎知識①|棚受け金物とは
「棚を作りたい時に使う金属のやつ」が、棚受け金物です。
基礎知識②|棚受け金物の種類
種類は大きく2種類あります。
- 棚受けレールと棚受けがセットになった可動タイプ
- 棚受け金物単独の固定タイプ
棚受けレールは棚柱、ガチャ柱ともいうそうですが、レールというのがわかりやすいのでこの記事では棚受けレールと呼ぶことにします。
棚受けレールはメーカーが限られるので種類は少なく、棚受け金物の種類は豊富です。
ここぞという見せ場には、好みのものをセレクトするのも楽しいです。
棚受け金物の選び方
続いて、棚受け金物の選び方です。
選び方①|可動か固定かで選ぶ
棚受け金物は、棚を将来的に動かしたいか、固定したままかで大きく2つに別れます。
- 動かしたい場合
→可動タイプ(棚受けレール+棚受け) - 動かさない場合
→固定タイプ(棚受け金物)
収納用の棚の場合は暮らしが変わると収納も変わることもあるので、棚板の追加や移動が簡単な可動タイプにしておいた方が安心です。
選び方②|棚の枚数から選ぶ
棚を連続してつけたいか、1枚だけ付けるかで選び方がかわります。
- 一枚だけつけたい場合
→固定タイプ(棚受け金物) - 複数枚つけたい場合
→可動タイプ(棚受けレール+棚受け)
棚受け金物でも連続した棚を作ることは可能ですが、位置決めなども考えると、圧倒的に棚受けレールの方が簡単です。
選び方③|値段で選ぶ
金額で選ぶ方法もあります。
- 安くしたい
→固定タイプ(棚受け金物) - 高くても良い
→可動タイプ(棚受けレール+棚受け)
棚受け金物もピンキリなので、こだわって選ぶと高くなる場合もありますが、一般的には棚受け金物の方が安価です。
実例でご紹介するダボや木材で代用できる場合もあるので、さらに安価に施工可能。
棚受けレールはメーカーが限られているからか、棚受けレールも専用棚受けも値段が高い傾向です。
我が家の棚|5つの実例
では、我が家の棚のご紹介です。
以下の5つで作ったものが活躍しています。
- 棚受けレール(背中で受けるタイプ)
- 棚受けレール(4本で受けるタイプ)
- 棚受け金物(市販品)
- ダボ(市販品)
- 木材
実例①|棚受けレール(背中で受けるタイプ)
我が家のキッチンの収納棚です▼
棚受けレール3本に、棚板も3枚。
棚板は長さ1,800mmと、長いものを使っています。
洗濯機上にも、同じ棚受けレールを使っています▼
収納が残念なのはタイミングを見て整えるとして、、、普段は扉で隠れている場所なので、棚板はホームセンターで安かったものを選びました。
棚受けレールと専用棚受けは、近くのホームセンターで購入しました。
実例②|棚受けレール(4本で受けるタイプ)
我が家の冷蔵庫上収納です▼
こちらの棚受けレールはタイプが少し違うもので、支柱にダボをつけて両側から支えるタイプです。
両側にレールをつけられる時にしか使えませんが、板は固定せずに乗せているだけなので棚の移動が簡単にできるのが利点です。
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実例③|棚受け金物
こちらは中古マンション時代のキッチンです▼
連続した棚なのに棚受け金物で作ってしまったので、高さ合わせが大変でした。
棚受け金物は、一枚だけつけたい場合に適していると思います。
実例④|ダボ
こちらはトイレの棚です▼
家具用のダボを使って、ねじも使わず作りました。
壁に5mmの穴を開け、ダボを埋め込んで板を乗せただけです。
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実例⑤|木材
こちらは洗面ボウルの下です▼
両端に取り付けた角材に板を乗せただけの、最安値の棚です。
まとめ|用途に合わせてDIY!
以上、棚のDIYのお話でした。
選び方をまとめると、以下の通り▼
- 動かしたいか?
→移動させるなら棚受けレール、固定で良いなら棚受け金物 - 棚の枚数は?
→垂直に並べたい時は棚受けレール、1枚だけなら棚受け金物 - 金額は?
→安くしたい時は棚受け金物(または木片)
種類をまとめると、以下の通り▼
- 棚受けレール(背中で受けるタイプ)で作る
- 棚受けレール(4本で受けるタイプ)で作る
- 棚受け金物(市販品)で作る
- ダボ(市販品)で作る
- 木材で作る
特徴を図で見るとこんな感じ▼
取り付けるときのコツは
- 下地のある場所につける
- 水平・垂直をしっかりとる
の2点です。
DIYの中でも簡単な棚づくり。
もう少し収納が欲しい時は、ぜひ作ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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