こんにちは、お手軽DIYが好きな091です。
でも久々に、DIYに苦戦しました。
最近トイレに飾り棚をつけたのですが、海外製ということもあり色々と不親切でした。
- 3つセットでバランスが取りにくい
- 付属の取り付け金具が使えない(!)
それでもどうにか設置したので、その過程をご紹介します。
普及していない製品をネット購入する時は要注意です。
この記事はこんな方におすすめです▼
Umbra(アンブラ)の棚
まずは、購入したUmbra(アンブラ)のシェルフをご紹介します。
Umbra(アンブラ)とは
Umbra(アンブラ:ラテン語で「影」という意味)とは、カナダのトロントに本拠地を置くデザインブランドです。
ヨーロッパ、カナダ、アメリカ、ブラジル、中国にオフィスを構え、120カ国以上で商品が販売されています。
特徴は、シンプルながら面白いデザインがたくさんあるところ。
お値段は安くはないけど高すぎて手が出ないこともないので、ちょっと変わったデザインのインテリア雑貨を探している場合にピッタリのメーカーです。
日本公式ECサイトもあり品数豊富で楽しいですが、Amazonなどの方が安いこともあります。
私はこの商品でUmbraの存在を知りました↓
本をシェルフにするという、面白い発想です。
ネジが見えない棚を探す
今回、探していたのは「取り付け金具が見えない」棚。
機能的にはブラケットなどで板を支える方法でも問題ないですが、狭いトイレなので出来るだけシンプルに見えるものを探していました。
探すと意外と見つからないのが、取り付け金具が見えない棚。
中に金具を隠すためにゴツくなったり、両脇に壁が必要だったり、ちょうどいい商品が見つかりませんでした。
それでもたまに思い出しては検索をし、ようやく見つけたのがUmbraの棚。
- 取り付け金具が見えない
- スマホが置ける
- 飾り棚にもなる
という希望を満たした商品でした。
飾り棚なのでひとつひとつは小さくても、3つ揃ったら存在感があってかわいいのが決め手でした。
購入したのは3つセットの棚
購入したのは、「フローティングシェルフ/ショーケース シェルフ」です。
正式な名前はついていないようで、サイトによって名前が違いました。
一つの棚は、10.5cm×8.0cmとコンパクトです。
厚さは3cmあり、内部が空洞になっています。
コの字の金具を壁に取り付けて、上から棚を被せることで金具が見えなくなります。
この構造を見て、自作出来そうと思ってホームセンターに行ってみたものの、ちょうどいい金物が見つからなかったので断念しました。
配置に苦戦|いくつかの棚をバランスよく取り付ける方法
購入したumbraの棚は3つセットになっているので、壁にバランスよく取り付ける必要がありました。
もちろん、1つずつバラバラな場所に設置しても良いと思います。
実物大の紙で仮置き
ポスターや棚の場所を決める場合は、実物大の紙を貼ってみるのが一番です。
今回も10.5cm×3.0cmの大きさの紙を切って、場所を決めていくことにしました▼
でも「3つ」なのでバランスが難しい!
一度貼ってみて、忘れた頃にもう一度トイレに行って、を繰り返したのにますますわからなくなったので、頭の中でも考えることにしました。
見えない線を考える
紙で貼ってみても良し悪しがよくわからなかったので、図形的に考えてみることにしました。
バランスよく棚を設置するには、見えない線が手がかりになります。
- 正方形の中に収める
- 縦横均等にする
- 棚同士の距離を同じにする
など。
見えない線を考えると、なんとなくバランスが取れる気がします▼
「正方形の中に収める」方向にして、配置を考えていくことにしました。
使い方から高さを決める
今回は、一番の目的だったスマホ置き場の使いやすさを優先して決めることにしました。
スマホを置く予定の下の段は、ペーパーホルダーに近い場所でリモコンの高さに合わせて位置決め。
そこからほぼ正方形の見えない線を考えて、残り二つを設置。
上の段は下の段の真上だとバランスが変だったので、少し右に寄せて下の段の左のラインに揃えて配置。
中の段は「高さ」を等分するとバランスが変になったので、「距離」を同じにしました。
図で書くとこんな感じです▼
正解か不明なものの、この配置で棚を設置してみることにしました。
設置に苦戦|石膏ボードに重量物を取り付ける方法
購入した商品には、棚・棚固定用の金具・ネジ・アンカーがセットになっていました。
付属のアンカーで失敗
早速、設置です。
説明書通りにドリルで4mmの穴を開け(大きい!)、アンカーを設置。
そのあと金具をビスで締め付けました。棚を差し込んだら完成!のはずが、棚を置く前からグラグラで、棚をはめてみても斜めになっていきます▼
おかしいと思ってビスを手で引っ張ると、抜けてしまいました!
設置方法を間違えたかと思って調べてみると、他の商品の口コミに「アンカーが良くないので別で用意した」といった投稿がいくつか見つかりました。
手持ちのアンカーが使えたので返品しませんでしたが、こんなことならアンカーが付属してない方が良かったと思います。
Umbraの製品を使う場合はご注意下さい。
手持ちのアンカーで挑戦
気を取り直して、手持ちの石膏ボード用アンカーで挑戦です。
幸い、設置したのはひと棚分だけだったので埋めてしまったアンカーは2つ。
無理やり引き抜くか、無理そうなら頭を切って中に押し込もう!と思ってチャレンジしました。
結果、ペンチで引っ張ったら抜けました▼
穴は少し大きくなってしまったものの、手持ちのアンカーが6mmの下穴が必要なタイプだったので使いまわせました。
手持ちのアンカーは、八幡ねじのトリプルグリップです▼
プラスチック製なので重すぎる部材には向きませんが、16kgfの引抜強度があります。
コンクリート壁にも使えるそうです。
6mmに広がった穴にアンカーを埋めて、金具をビスで止めて、今度こそ完成です▼
ぐらつくこともなくしっかり止まりました。
棚部分は被せるだけなので強度は心配ですが、コの字の金属は少し広がっているので、ちょっと当たったくらいでは取れないと思います。
重いものは置かない予定なので許容範囲内です。
ちなみに、プラスチックアンカーはフィッシャーのSXプラグが有名だそうです。
完成しました
ようやく完成した棚がこちら▼
一番の目的のスマホははみ出します(!)が、初めからわかっていたので問題なし▼
トイレに飾り棚もできたことなので、月ごとに変えていきたいと目論んでします。
今はルームフレグランスとミニチュアのレッドアンドブルーチェアを置いています。
あとがき
以上、umbraの棚のお話でした。
実は入居以来、数年越しで探していたスマホ置き場。
棚付きのペーパーホルダーをつけていたら解決した問題なのに、回り道してしまいました。
ようやくトイレが整ったので、飾りを変えつつ季節の変化を楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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